運は天にあり

内省の記録

ラブリーデイ引退

ラブリーデイが引退したらしい。突然の知らせでびっくりした。まだ6歳、老いたとは言えタフな馬だったから、まだまだ現役で活躍してくれるものと思っていた。今年に入ってからはあまり成績が振るわず、大敗はしないものの4着ばかりという、なんとも馬券購入者泣かせの成績であった。それでも、宝塚記念天皇賞秋と、GIを2勝もしているので、めでたく種牡馬入りが決まったようだ。

 

私が競馬を始めたのは去年の7月ごろのこと。夏競馬で色々と勉強が出来たので、秋のGIのシーズンにはすっかり競馬に夢中になっていた。2015年の秋のGI戦線と言えば、主役は何といってもラブリーデイだった。一応、このときはゴールドシップも現役だったのだけれど、すでに力を使い果たしてしまっていた感があったので、ラブリーデイが現役最強の名を恣にしていた。世代のレベルが低いとか、ラブリーデイはそれ程強くないとか、色々言われていたけれども、自分にとっては初の王道古馬GIで目にしたラブリーデイの存在は圧倒的で、1番人気で出走した天皇賞秋での、堂々たる先行策と直線での着実な抜け出し方は、あれほど安心して見ていられるレースは無かったと今でも思うほどだ。馬券的にも、京都大賞典天皇賞秋・ジャパンカップと、大変お世話になった。

 

それにしても、競馬の世界の移り変わりは速く、激しい。去年の今頃なんて、まさかキタサンブラックが現役最強馬になっているとは思わなかったものなあ。母父サクラバクシンオーだから菊花賞は無理だと言われていたし、勝った後もフロック視されていて人気は低かった。それが今や、オールスターのそろう有馬記念で押しも押されぬ1番人気、ファン投票でも1番人気だ。2015年のクラシック世代と言えばドゥラメンテだったけれど、引退してしまった。それを思えば来年の今頃は、サトノダイヤモンドマカヒキが引退して、レインボーラインマウントロブソンが最強馬と言われていたとしても全くおかしくない。

 

去年の秋に活躍していた馬と言えば、ラブリーデイだけでなく、ショウナンパンドラも引退した。ストレイトガールも引退した。モーリスも引退するし、リオンディーズも、ホッコータルマエも引退だ。1年前はこれだけ綺羅星のように輝いていた名馬たちも、あっという間にいなくなってしまうのだなあ。明後日の有馬記念キタサンブラックマリアライトゴールドアクターなど、豪華なメンバーが出てくるが、このメンバーが一斉に走るのを見られる機会は二度とないと思って、真剣に見よう。