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心の防衛機制について

日記

自我(4)防衛機制 自分を守る心の仕組み | 無意識を知ろう♪極楽とんぼの精神分析学入門

防衛機制という言葉を知り、気になって調べた所、精神分析の用語らしくこちらのサイトで解説されていました。精神分析と言えば、大昔にフロイトの本を読んだ気がするのですが、全く覚えていなくて、とてもわかりやすく勉強になりました。

 

防衛機制というのは、欲求が叶わない状態にある時に心を安定させる仕組み、とのことです。防衛機制にはいくつかの種類があるのですが、「否認・・・実際に起こった悲痛な出来事を認めないようにすること」とか、「投影・・・自分の中で起こっている不安や欲求を、相手などに映してしまう」、「合理化・・・自分の行動は正しいと理由をつけて正当化しようとする」などがあります。自分の身を振り返って見ると、まあ当てはまるものが多く、なるほどと頷いてしまうものばかりです。防衛機制というのは無意識の働きらしいですが、自分の感覚では、気持ちを安定させようとして意識的にやっていることも多い気がします。が、それはまた別の問題なのかな。

 

防衛機制の考え方に従うと、何だか自分の行動が全て説明できるような気がして怖いです。あれも劣等感のせい、これも劣等感のせい、これこれこういう理由で防衛機制の働きだと、全部説明出来てしまう気がするのです。なんだ、じゃあ自分の行動原理は全て劣等感じゃないか。私は欠陥だらけの人間で、要領は悪い、見た目も悪い、性格も悪いしで、とにかく劣等感ばかりの人生でした。しかし、ただ一点、努力家な所があって、その点だけは人に誇れる長所だと思っていました。が、これも、防衛機制の「昇華・・・欲求が叶えられそうにないとき、他の事で叶えようと頑張ること」で説明できるとなると、自分の努力が不純なものに思えて、虚しくなりました。結局、自分は欲求不満を解消するためだけに頑張っているのだろうか。自分の人生は、満たされない欲求を紛らわすためだけに費やされているのだろうか。他の人もそうなのだろうか。

 

自分を救うために目標を持つのではなく、もっと高等な目標の持ち方があるんじゃないだろうか。そんな目標をもって生きている人も、世の中にはきっといると思うのです。防衛機制は心を守るためのものなので、それが人間らしさなんだ、皆そんなものだよと割り切ってしまうことも、出来なくはないのかもしれません。けれども、そもそも心を守る必要がなくなるに越したことはないはずです。最近、転職を機に自身を見直す時間が多くなりましたが、自分の長所や短所、やりたいことなど、改めて考えてみると、段々自分でも分からなくなってきました。いかに今まで、自分は自分のことを分かっていると過信していたかに気付かされましたよ。ただ、長所を防衛機制で説明されると厳しいですが、一方で短所も防衛機制で説明すると、自分が悪いのではなく劣等感のせいでこうなってしまっているだけなんだと安心することが出来るので、その点は良いことかなと思いました。